
がんと診断されて早々に退職を決意する方がいます。
会社員では3人に1人が退職し、自営業では5人に1人が廃業しています。
身体が辛いから、という方もいればまわりに迷惑をかけるから、という方もいます。
特に同僚と良い関係性であればあるほどそんな風に思ってしまいますよね。
もちろん、やめるべきか否かは一人一人の状況や考え方次第ではありますが、
ひとつだけ言えるのは、
「衝動的に退職を決めてしまわないで!」ということです。
働くことにはいろんな目的があると思います。
働く=収入の確保だけではなく、自分らしさの一部としても。
だから一時の感情ではなく、落ち着いて多面的に考えてみてください。
- 治療してても生きていくのにお金は必要なのではないか。
- 傷病欠勤など、使える制度がないか。
- 今と同じ業務じゃなくても他の業務ならできるのではないか。
- 会社側も、続けてほしいと思っているのではないか。
- 自分のアイデンティティまで見失ってしまわないか。
今は、治療と仕事を両立するために様々なサポートがあります。
お勤め先に産業医(産業保健スタッフ)がいればその方に。居ない場合は
お近くの「産業保健総合支援センター」に相談もできます。
退職届を出してしまうと簡単に撤回できません。
なるべく後悔の無いように決められるといいなと思います。
働いている人ががんになった時、自分らしい決断をするためにも、保険は役にたちます。
ぜひご相談ください。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました!

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